ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

深まりゆくiの生活(1)

 このブログの第2シーズンが始まったのは4月1日。そしてその前日、ぼくはiPadを買っている。もちろんプロ9.7インチだ。iPadとしては2台め。そしてこれまでに3種類のiPodに2台のiPhoneを使ってきているから(一部現役)、7つめのiってことになる。
 アップルトン(Apple豚)なんて単語が使われているのかどうかは知らないけど、まあそういう手合はいる。実はMacの方も今使っている2台が歴代4&5台目なので、そう見られてもしかたのないところがちょっとある。だけど、当日買いはこれが初めてだ。ぼくは、基本的に「ものごと距離を置いてみるほど野暮なことはない」と思っている男だが、ことコンピュータについてはエンジニアモードが顔を出してしまうことがあるのだ。これまでの“iライフ”では、常にそれが出てしまっていたのだ。
 エンジニア的には、出たとこ買いなんて愚の骨頂だ。初期不良はあるし、バグは残ってるし、ロット間のばらつきもある。問題点が出尽くし値段もこなれてくるのが、半年後。そこまで待つのが上策なのだ……そんなのがあって、発売当日に手にするなんて事は、これまでほとんどなかった。
 というわけで、自分史的にはとても貴重な、ファースト・インプレッションを書き綴るチャンス。当然、そちらについて書くというのが、ブログってやつの基本だろう。でもぼくはそれをせず、こうして1ヶ月経ってからやっと書いている。

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