ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

趣味の欄にはファイナンス

さらばダイナース(3)

クレジットカードに熱中してた割には、持っているカードは多くない。実際には一枚しか入れてないけど、長財布なら全部入らないわけでもない程度だ。でも、それにしてももっと絞りこまないといけないかなと、思ってる。 理由は、セキュリティ。 今の時代、ど…

さらばダイナース(2)

何かを解約するというのは、素直にいくとは限らない。 カードの解約、以前は嫌な思いをすることが多かった。もう4年ぐらい前だけど、セゾンのカードを解約したときは、たいへんだった。電話口ではできず、直接窓口まで行かないとだめ。そこで、ウェブで調べ…

さらばダイナース

2年間、メインで使ってきたダイナースを解約した。 前にも書いたけど、ぼくは(ゴールド以上の)クレジットカードというのは、時計なんかと同じ意味の装飾品だと思っている。カードの機能なんて、本来どれでも同じ。となれば、年会費無料のカードでも変わら…

クレジットカードクロニクル(9)

マイブームって言葉、うまいとこを抑えてる。ぼくたちは、ときどきわけもなく特定の何かに熱中してしまう。「わけもなく」だからブームとしか言いようがないわけで、自分一人でそうなってたって、ブームはブームなのだ。 いつまでも続くわけじゃなく、いずれ…

クレジットカードクロニクル(8)

ネットをさがしてみると山ほど出てくるカードがらみのページ。まあ、サイトそのものはアフィリエイト収入が目当てなんだろうけど、需要のないところには供給だってないわけで、そういう情報自体に値打ちがありそうなことは、なんとなくわかる。 そうしたペー…

クレジットカードクロニクル(7)

ゴールドカードは装飾品だ。それが綺麗だと思えば持てばいいし、同じ持つのなら、自分が好きになれる物を選べばいい。一つのカードを使い倒すのもいいけど、コレクションするのだって、本人の好みだ。 もちろんカードではあるわけだし、レギュラーカードには…

クレジットカードクロニクル(6)

イノベーションの視点から言うと、ゴールドカードというものは、教科書に載せていいぐらいの典型例といえる。本来何もなかったところに価値を創造し、さらにビジネスの大きなルールを変えてしまったからだ。 国際ブランドは7つある。そのうち日本でカードを…

クレジットカードクロニクル(5)

ビジネスのイノベーションを理解する上で最重要なキーワードは「リスク」だろう。リスクをめぐる創意工夫が、いろいろなビジネスモデルを作ってきた。リスクの対向語は「リターン」。複雑なクレジットのシステムにしても、リスクとリターンをめぐるアラベス…

クレジットカードクロニクル(4)

クレジットカードのわかりづらさは、会社名が複数出てくるところにある。 例えばセゾンカードを作ると、VISAやマスターカードといったよく聞く名前を「国際ブランド」として別途選ぶようになっている。一方、そのセゾン自身が、他のカードにとってのブランド…

クレジットカードクロニクル(3)

少し間が開いてしまった。 ここでちょっと解説でもしておこう。うんちくっていうよりは、知らない人向けの講釈だ。だいたいぼくのブログのプライマリーリーダーは自分が教えている学生なわけで、彼らの大半はクレジットカードなんて持っていない。でも、これ…

クレジットカードクロニクル(2)

社会人3年目というクレジットヒストリーの始まりは、決して早い方ではない。ただ「類したもの」なら、もっと前からだ。「赤いカード」といえば、バブル世代の人なら、みんなニヤリとくるだろう。 これは『丸井』が出していた割賦払いのカード。 時はバブル前…

クレジットカードクロニクル

ゴールドカードを持ちたいと、あるとき突然思った。 クレジットカード歴は、その時点でも長かった。社会人3年目ぐらいでセゾンカードを作ったときから始まっている。ただ、いわば「細長い」利用歴で、とても活用してるなんてもんじゃなかった。いろいろなし…