ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

2014-03-01から1ヶ月間の記事一覧

リスク回避としての持ち家主義(2)

家を買うのは、家賃の先払いだ。ぼくはそう思っている。もちろん家には資産という要素もあるけど、償却のスピードが早すぎて、ちょっと難しい。 それに、本当に資産になるほどの家がぼくたちふつうの人間に買えるんだろうか。 例えばダイヤ。テレビCFだと「…

グロム注意!(3)

夏に始まったグロムライフだが、ひとつ困ったことがある。実はまだ最初の点検を済ませられていないのだ。 忙しくてバイク屋まで行けないからではない。まだ1000キロ走れてないという、原初的な事情だ。 初めてバイクを買った10代の頃、それはもっと小さな50c…

グロム注意!(2)

さてこのグロム購入、「買えない!」ことへの驚きがあった。 だいたい最近のぼくたちの買い物は、オートメーション化されている。ネットで探して後はいくつかクリックすれば発注は終了、何日が後に自動的に商品がやってくるというのがあたりまえだ。もちろん…

グロム注意!

大型免許をとってから最初に買ったバイクは、結局125だった。 ホンダ・グロム。ぼくにとって3台目となるホンダ車だ。昨年の夏過ぎに購入した。 こういう排気量のバイクを買うときの不安は、何よりも「性能」だろう。 バイクは存在そのものが道楽だから、性能…

走ってる(5)

とはいえ、マラソン大会に出たいのかというと、どうもはっきりしないのだ。 ランニングは、いつも一人でしている。だいたいぼくの好むスポーツというのはそうだ。自転車、スキー、水泳。どれも一人でしていた。別に求道的なわけじゃないんだけど、そういう黙…

走ってる(4)

走る時間だけど、少しずつ増やしている。現在は1時間20分ぐらいだ。 「どれだけ走る」っていうよりは、「どれだけ走ったら止まる」の方が、ニュアンス的に近い。そして止まるのには、理由がある。①心肺が苦しくなる、②筋肉が痛くなったり動かなくなったりす…

♯クリフェスただいま進行中、なんだけど。

今、この記事が公開されているちょうどその時、ナディアパーク・デザインホールで「中部クリエイティブ業界フェスタ」が開催されている。今年で第3回。主催団体であるGAIRAとあわせ、最初から深く関わってきたイベントだ。 * * * * * * * * 名古屋と…

「国民の映画」観てきた

“映画”といっても映画ではない。三谷さん作の舞台劇だ。昨日(2014年3月23日)、刈谷市文化センターで上演されたものを観ることができた。 主人公は、ナチス最高幹部の一人、宣伝大臣ゲッベルス。彼の自宅広間だけを舞台に、そこに集まった映画関係者やナチ…

走ってる(3)

実際、ランナーの正装を身につけていても、場所の問題はある。これがなかなか難しい。誰も走っていないような場所というのは、やはり(社会的に)走りづらいのだ。それでお決まりのコースになってしまいがちだけど、これは飽きる。 2・3年前、そんな気持ち…

走ってる(2)

走る話を少し続けよう。 ランニングでは、ウェアがかなり重要だ。ぼくの場合、上および足がナイキ、タイツがワコールCW-X。これにウィンドブレーカーと短パンを重ねている。後、首から上は、アシックスのキャップ。アイウェアも使ってるけど、こっちはスポー…

走ってる

ランニングをはじめてる。 頻度は週に1回。土日のどちらかを使って、1時間走ることにしている。ペースが遅いから冗談みたいな距離しか走れなかったが、近頃は10キロぐらいは行くようになった。 何かというと「攻め」を強調したがるぼくなんだが、これに関し…

リスク回避としての持ち家主義

家を買わない、これがぼくにとっていちばんのリスクヘッジだった。 家というのは、とにかく高い。何十年ものローンを組んで買うしかないが、これが人生の選択肢を大きく減らしてしまう。月収の下限が決まってしまうから、好きな職業が選べないのである。ある…

Kindleの話(4)

Kindleには、商品としての魅力がもう一つある。それは、スケーラブルなことだ。 ぼくが今持っているのはペーパーホワイト。この上にまだ何種類もの端末がある。これが次のウォンツをもたらしてくれる。そしてペーパーホワイト用に買ったブックは、FireHDに移…

Kindleの話(3)

実はKindleは、初めて持った電子ブックリーダーではない。元々はソニー派だったのだ。Kindleに先立つ1年前、ソニーReaderを買った時から、ぼくの「元年」は始まっている。その時点でKindleペーパーホワイトもコボもあって、じっくり吟味した末の選択だった。…

Kindleの話(2)

ではKindleの何がそんなにすごいのか。 いい点はいろいろあるが「人生の損失」とまで言い切れるのは実はひとつ。「早く読める」からである。 親指以外の指で裏側を支えての片手持ち、これが基本スタイルだろう。文庫や新書を読む時と、基本は変わらない。違…

Kindleの話(1)

電子書籍元年という言葉は、去年には聞いた。一昨年もそうだったかもしれないし、それが最初だったというわけでもない。ぼくが最初に電子ブックリーダーを見たのは、「PC」とくればまだ「98」だった、20世紀の終わり頃。NECが出した、端末だ。テキストファイ…

花粉をどう楽しむか

花粉の季節がやってきた。 ぼくはそんなにひどい方ではないが、「アレグラ」が薬屋で買えるようになって助かったと感じている程度にはカフナ−で、年によってはかなり悩まされる。特に困るのが、自転車での通勤。目へのフィット度が高いスポーツグラスを使っ…

学会に行こう

このブログを開設した3月10日は、ちょうどデジタルゲーム学会の全国大会の日になっている。場所は函館。公立はこだて未来大学が会場だ。 学会自体への参加は疎遠になってしまっているが、全国大会だけは欠かさず参加してた。今回もなんとかしたかったが、自…

今日は卒業式 ―夜の校舎窓ガラスは壊さないけど

4年間担任を続けたクラスの卒業式が、今日行われた。 考えてみれば、これはすごいことかもしれない。そもそも、同じクラスが4年間維持される学校自体が少ないのだ。小学校では余程の小規模校でない限り複数クラスがあり、適宜クラス替えもされる。中高一貫校…