ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

今日は入学式

 小学校からはじると4回、人は入学式を迎えることになる。ぼく自身は大学に2回入学し、大学院にも行ったから、その意味で世間の標準の5割増しということになるんだけど、仕事が仕事なのでそんなものではない。そして今日これから、そんな入学式がもう一回加わることになる。

 うちの学校は、以前は学校の体育館でやっていたのだけど、今は学園全体の合同入学式という形になっている。だから会場も三階席まである広いホールだ。そんな中、一学校の一介の教員として参加するというのは、まあこう言ってはなんだけど、限りなくコモディティに近い扱いで、特に役割もないまま三階席で見学ということになる。去年なんて、その三階席からすら追い出され(保護者の参加が想定以上に多かった由)、三階のロビーのベンチに座って音だけ聴くという参加スタイルになってしまった。

 まあ、大事なのは儀式ではなくて、実質だよね。入学式よりも、入学前後のオリエンテーションのほう。

 だから、儀式の部分を薄くするというのは、けっこう正しい選択肢かもしれない。全くなくなってしまったのでは拍子抜けしてしまうし。