ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

クレジットカードクロニクル

 ゴールドカードを持ちたいと、あるとき突然思った。

 クレジットカード歴は、その時点でも長かった。社会人3年目ぐらいでセゾンカードを作ったときから始まっている。ただ、いわば「細長い」利用歴で、とても活用してるなんてもんじゃなかった。いろいろなしがらみでカードは作るものの、ほとんど使わないような状態が続いていた。それが、突然作りたくなったわけで、自分でもよくわからない。

 そのとき作ったのは、トヨタTS3カード。初代ヴォクシーを買ったときに、キャッシュバック目当てで作ったレギュラーカードがあったから。せっかくのゴールドだからと、作ってからは積極的に使うようになった。その結果、ゴールドとしてはほとんど意味のない選択であったことを知り、そこからパワーユーザーへの道が開いたと言える。

 そんなぼくが今メインで使っているのは、ダイナースだ。せっせと使い続けた結果、ブラックカードのインビテーションもやってきた。まあこれは会社からユーザーとして一人前扱いされたようなところだろう。

 で、今困った問題が起きている。ダイナースの、元々高い年会費が、大幅に値上げされてしまうのだ。


 ネットを見ると、クレジットカードというのは、ブログ類の一大テーマになっている。どうやって作るのかとか、上級カードに乗り換えるのかとか、いくらでもヒットしてくる。もちろんこれにはアフィリエイトがらみの生臭さもあるけど、誰も魅力に感じないような商品なら最初から相手にされないんだから、実際に関心の高い問題なんだろう。

 セゾンカードから数えると四半世紀にもおよぶクレジットカードとの関わりを、これを機に振り返ってみたい。