ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

再会から再開へ(6)

 というわけで、ひさしぶりに放文している。

 売れないから、売文ではない。ただ、理想とか思想とかを高らかに歌い上げるわけでもなく、それでいて一定の読者には楽しんでもらおうなんて気持ちは持っているから、“売文業者”の書く物と、本質的に違わない。違うのは、売れないという点だ。ぼく自身に売れるような文章が書けないのかというとそうでもないとは思うんだけど、今回はそういうことにこだわらない。また、特定の読者層に訴えるような(あるいは育てるような)、自身のペルソナ面での絞り込みもしない。

 でも「売れなくてもいい」というのは、ある意味福音かもしれない。思えば、ぼくのそうした活動は脱サラリーマンと同時に始まっているわけで、「フリーのプロたるもの、作り出す作品すなわち商品である」みたいな気負いを持ってしまっていたのかもしれない。だけど、学校の正規教員になって3年が経った。ようするに、サラリーマン復帰においても満3年経過ということだ。その意味で、もう大丈夫だといえる。

 それともうひとつ。今回は、毎日更新を、自分への課題にしている。

 もちろん、日々更新される文章のそれぞれを、当日に書いてるわけじゃない。予約投稿の機能を活用していて、実際には毎日に近いペースで書いているんだけど、見せられる形でまとめて公開するという意味では、週2回ぐらいの取り組みだ。

 ただし外向けへの公約は「ほぼ毎日更新」。ちょっとだけの安全弁を用意しておくのだ。