あいかわらず走ってる(1)
名古屋シティマラソンへの出場が決まった。
マラソン出場を志してからというもの、東京マラソンに京都マラソンと、エントリーでの落選が2回続いてしまっていた。「リタイアすらできない負け」にかなり苛立っていて、名古屋まで落としてしまったら、もう当分は立ち直れないだろうと思っていたところで、素直にうれしい。
「やったー、マラソンの神は、見ていてくれたんだ!」
なんて喜びたいところだが、実際は競争率が全然桁違いなのだろう。
そもそも、これは、メインイベントじゃない。同じ日に同じスタート場所でフルマラソン「名古屋国際女子マラソン」がある(女性限定の大会としては世界一だとか)ため、内実的にはむしろサポートレースに近いとさえ言える。
そんなわけで、当選通知を見て舞い上がったかって言うと、全然そんなことなかった。何しろハーフマラソンだしね。
とはいえ、やっぱり平静というわけにもいかないようだ。ふだんのトレーニングラン、前なら7・8キロでやめていたのだけど、今は10キロ以上。そして、ペースも微妙に早くなってきてている。意識している部分では変化がないつもりだけど、無意識の部分で大きく突き動かされてしまっていたのだ。