ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

創作空間としてのマクド(1)

 週末のふとした空き時間、読んだり書いたりで使いたいとき、ぼくはカフェに行く。

 やはり基本は、スターバックスだ。持ちこむツールは、MacbookAir。そしてカフェラテの湯気であごを湿らせながら、足くんで文章を書く……とまあ、そういう時間の過ごし方をよく嗜んでいた。特に何かを意識したわけじゃない。にもかかわらず、気づいたらステレオタイプにはまってしまっていた。いや、ちょっと違うかな。ぼくの行動に合わせて、ステレオタイプが形成されてしまったって感じだ。ぼくの前に道はなく、ぼくの後に道はできる。でも後ろから見てる奴からすると、できた道を真っ先に歩いてるお調子者にしか見えないんだろうね。

 ともあれ、「『ホットドック・プレス』の呪い」から自分を解放しなければならないと思い、ちょっと行動を変えてみた。今いるこの店はマクドナルド。ずいぶん久しぶりの利用だ。

 前にまとめて記事にしたのだけど、ぼくは、ここ二三年のマクドナルドには、かなりネガティブな評価をしている。ただ、文章というのはどうしても立場を決めて書かないといけないから、伝えた思いはかなり偏ったものになってしまったと感じている。実際には、これだって使いようなのだ。

 せっかくだから、そのあたりを書いてみよう。