ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

自分の中では今もニャンクウ

 台湾の台北郊外に「猫空」という土地がある。どう読むのかわからなくて、絶対違うと承知の上で暫定的に「ニャンクウ」って読んでいた。今ではそれが「マオコン」であることを知ってる。知った分だけ、台湾に近づいた。そして仮称ニャンクウの時点で=そういう土地があることを知った時点で、「ひっくるめて台湾」だった頃よりも近づいていた。

 今、台湾行きを画策してる。きっかけは、マイルだ。せっせとためたANAのマイルが「台湾なら二人で往復分」ぐらいになっていた。

 計画、ってのが正しい日本語なんだろう。でも、今の気持ちは画策の方が近い。正直、わからないことだらけだからだ。初めての土地、わからない言葉。提供されるのは航空券だけ、ツアーデスクもなければコンダクターもいない。ホテルですら自分で予約しなければならず、現地では自力でチェックインだ。そのくせに、猫空とか九份とか、けっこう濃いところに行こうとしてる。

 ところで、Google変換は、“まおこん”でちゃんと“猫空”を候補に出している。ぼくと同じように、Google先生も学習して行っているのかな。