ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

カフェでのつれづれ(1)

 ホットコーヒーをグランデで頼んだ。なので、ぼくは長時間居座ることについて、本気だったのだ。だけど、座った席にスタッフが品物を持ってきてくれた頃には、もう腰が浮きかかっている。

 まず、どうにも書く気が起きてこなかったこと。

 昼過ぎに、ランニングに行った。せいぜい10キロ程度流しただけだけど、ここのところあまり走れてなくて、自分の走力がすっかりリセットされてしまったようで、終わった頃にはへとへとだった。

 ここまでは、バイクで来ている。バイクというのは、精神的にはタフなスポーツだけど、肉体的にはほぼ椅子に座っているだけだ。なので、走った後だろうが問題ないはず、そう思っていた。でも、違っていたようだ。

 筋肉には「疲労の素」を分泌する機能がある、そんな仮説を立ててみた。走っていると、これがどんどん増えていってしまうわけだね。走り終わった時点では脚にばかり溜まった“グッタリン”(仮称)は、じわじわと全身に広がっていく。じっとしていれば、たぶん自然に消滅していくのだろう。でもぼくはバイクに乗ってしまった。バイクというのは、肉体的には椅子に座っているだけだが、精神的にはタフなスポーツだ。全身、特に脳が「自分はまだスポーツをしている」と思い込み、グッタリン(仮称)の分解を停止してしまった。

 まあ、頭を使う気がしなくて、でもキーボード叩いていると腕もなんだか疲れてきて、なんだかどうしようもない状態になってしまったのだ。