ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

引きこもりシミュレータか?

 たまにFacebookを読む。週あたり2・3回ってとこだろうか。自分は書かない。たまに書いても、知人の記事にコメントするだけだ。ユーザー登録そのものはわりと早くにしたほうだけど、何に使ったらいいのかわからなくて……っていうか、他の人が書いているようなことを書くことに戸惑ってしまって、そんなことしているうちに「書かない」が定着してしまった。

 どこかに出かけたとか、うまい飯食ったとか、面白い記事見つけたとか、誰かの誕生日だとか。誰かが(といっても全員知り合いなんだが)書いてるのを見て、感心したり呆れたりしているのだけど、ただ読んでいるだけという自分の立ち位置が、なんだか居心地の悪いものに思えてきてしまう。

 まるで社会に参加していないみたいに感じられてしまうのだ。

 ぼくだって、どこかに出かけたり、うまい飯食ったりしている。誕生日だって、8月の終わりと同時にやってくる。だけど、この空間の中では、何もしていないも同然だ。条理では否定しつつも、感覚として「負け組」を感じてしまうのだ。

 ほんとうに参加していない人はそもそも読んですらいないわけなんだけどね。