パラレるッ!(1)
先日、『Parallels Desktop』を11にアップグレードした。
これは、Mac上で他のOSを使うためのソフト。カテゴリー的には「仮想マシン」ソフトとなるらしい(Wikipediaがそうしていた)。これをインストールすると、Mac上に仮想マシンが出現し、そこに他のOSをインストールすることで「複数のOSを持つマシン」にすることができる。MacのCPUがインテル製に切り替わったときに世に出てきた製品で、ぼく自身もこれと前後して「シーズン2」となるMacライフを始めている。
じゃあ、歴代のインストールディスクが11本分もあるかというと、そんなわけでもない。けっこう飛び飛びにしかアップデートしてこなかったのだ(そもそも最初が1だったのか記憶が怪しいけど)。
なぜか。それは、仮想マシンにインストールするOSが、あまり変わっていなかったからだ。最初は、XP。以後もずっとそれを使い続けている。以後、MacOSの方のバージョンアップに従来版Parallelsが耐えられなくなる場合もあるからごそごそ買ってはいるけれど、そうした必要に迫られでもしない限り、アップデートすることはなかった。ちなみに前回のアップデートは「9」。ついにマイクロソフトの圧力に負け、Windowsを8.1に変えることになり、Parallelsにも対応させる必要があった。
今回、ひとつ飛ばしただけでのアップデートに踏み切ったのは、両方の理由からだ。特にWindowsの方は、もう始まってるわけだし。
で、さっそくダウンロードをしようと思ったのだが……グラフィックドライバが未対応ということで、断られてしまった。全く、なんのためだか。