ゲームは究極の科学なり

フルタイムの教員モードに入っている企画系ゲーム屋があれこれ綴ります

都じゃなくてもいいんだけど(4)

 走力をどう向上させるか、これが今大きな問題だ。

 前に書いたように、自分の走力の低さには自信がある。ラン自体がこれまで続いているのは、ある意味そこを諦めたからだ。

「遅くてもいいじゃーん、別に大会に出るわけじゃないしさぁ~!」

 なんて開き直ったから、へらへらと続けられてきた。だけど今度は大会に出るんだしねぇ。

 もちろん、自分がどん底かというと、そんなわけでもないだろう。東京だろうが京都だろうが、ぼくよりもヘタレなくせにフルマラソンに参加しているランナーというのも、たぶんいるだろうと思う。でも、それはなぐさめにもならないよね。正規分布曲線でいうと、なだらかになっているあたり(もちろん左側ね)にいることは確実なんだから。

 とりあえずは、ペースの向上を図ること。京都マラソンへの申し込みをしてから決断、ガーミンのGPSウォッチAmazonで注文した。すでに届いていて、愛用し始めている。やっぱりリアルタイムで走行ペースを見られることは大きい。ちなみに、前まではiPadのアプリで代用していた。これって結構まぬけな構図だ。なるべく身軽に走りたいのに、わざわざiPad入りのリュックかついでくんだから。


 ふと思った。こと東京マラソンについては何万人もの人が応募してる。ってことは、ぼくと同じように真冬の大会に向けて今あれこれと悩んでいる人も何万人もいるってことだ。同じようにガーミン買ってペース走始めてる人もいるんだろうし、もっとハイレベルな―たとえばどうやって3時間切ろうかとかね―人だっているんだろう。「頼む、今年こそは当ってくれ!」なんて人だっているだろうしね。

 ストーブリーグなんて言葉が、野球にはある。次のシーズンに向けてあれこれ準備していく案外忙しい時期だから、リーグ。では、冬がメインのマラソンだと、なんて呼ぶんだろうか。エアコンリーグ? いや、エアコンは冬にも使うしね。アイスクリームとかも今じゃ夏限定じゃない。

 カキゴオリーグなんてのはどう?